高級枕ブランドで有名なブレインスリープ ピローとエアウィーヴ。
ブレインスリープ ピローは睡眠の質に特化し、エアウィーヴは快適な寝心地を重視して設計しています。
そこで、ブレインスリープ ピローとエアウィーヴ ピローは「どちらも素材が似ていて、何がどう違うのか？」、「自分にはどっちの枕はどっち？」と気になるところですよね。
- どっちの枕も基本となる素材はポリエチレン。
- 素材はポリエチレンでも技術や制作工程が異なる。
- どちらも高評価なので、それぞれ特徴を知ることが大切。
aki私は、両方の枕を試しましたが、どちらも寝心地はかなり良かったです。
どっちも試して色々調べた結果、私はブレインスリープ ピローを購入して使っています。
ブレインスリープ ピローを選んだ理由は、枕がへたってもお湯である程度回復するところです。
一方、エアウィーヴ ピローは、へたりやすいという口コミを見かけたんです。
どちらも枕としては高価なので、なるべく長く使えそうなブレインスリープ ピローを選びました。
この記事では、ブレインスリープ ピローとエアウィーヴの違いについて、詳しく解説しています。
ブレインスリープ ピローとエアウィーヴの違い
ブレインスリープ ピロー(STANDARD)と、エアウィーヴ ピロー(S-LINE)を比較してみました。
 ブレインスリープ ピロー (STANDARD) |  エアウィーヴ ピロー (S-LINE) | |
|---|---|---|
| 価格 | 33,000円(税込) | 33,000円(税込) |
| 特徴 | 睡眠の質の向上に特化 | 快適な寝心地を重視 |
| おすすめな人 | 睡眠の悩みがある方 | 自分で枕の高さを調整したい方 |
| サイズ | 奥行き：約35cm 横幅：約60cm 高さ：約9～11cm | 奥行き：約40cm 横幅：約66cm 高さ：約7～11cm |
| サイズ交換 | HIGH・STANDARD・LOW限定 購入日から30日以内に 1回限り交換ができる | ー |
| 返品 | 使用後は返品不可 | 購入から30日間は返品可能 |
| お試し期間 | なし | 購入から30日間限定 |
| ふるさと納税の値段 | 130,000円(税込) | 97,000円(税込) |
| 素材 | E-CORE (再生ポリエチレン100％) | エアファイバー (ポリエチレン100％) |
| 構造 | 編成樹脂網状構造 | 三次元網状構造 |
| 形状 | 一体型 | シートコア組立型 |
akiどちらもプラスチックのひとつであるポリエチレンを原料にした枕ですが、製造工程がそれぞれ異なります。
それぞれの素材の特徴
- E-CORE(イーコア)：糸状のポリエチレン樹脂を三次元に組み合わせた新たな素材です。
- エアファイバー：極細繊維を空気を編むように絡み合わせたエアウィーヴの独自技術です。
大まかな制作工程としては、以下のとおりです。
簡単な制作工程の流れ
- ポリエチレン素材を溶かして糸状に固める。
- それぞれの特許技術を使ってポリエチレンを編み込んでいく。
- 枕のサイズにカットした後、品質確認してから納品。
ブレインスリープ ピローは、枕のサイズにカットした後、72時間寝かせて製品を安定させるようです。
また、手作業で枕のサイズにカットしたり、ひとつずつライトに照らして異物がないか確認しています。
akiブレインスリープ ピローは、職人さんの手作業が多い印象を受けます。
一方、エアウィーヴは、裁断機で枕のサイズにカットしたり、機械で反発力を点検して作られてるようです。
ですが、個人的に、工程数が多いブレインスリープ ピローが、よりこだわりを感じられました。
ブレインスリープ ピローの種類と特徴
ブレインスリープ ピロー(HIGH・STANDARD・LOW)の種類と特徴を解説しましょう。
ブレインスリープ ピローは3種類のサイズから選べる
ブレインスリープ ピローは、3種類(HIGH・STANDARD・LOW)から、自分にあった最適な高さを選べます。
それぞれのサイズは、以下のとおりです。
 LOW |  STANDARD |  HIGH | |
|---|---|---|---|
| 上の高さ | 8cm | 9cm | 12cm |
| 下の高さ | 6cm | 11cm | 14cm |
| 奥行き | 35cm | 35cm | 35cm |
| 幅 | 60cm | 60cm | 60cm |
| 硬さ | やわらかめ | ほどよい弾力 | 硬い |
奥行きと横幅はすべて同じサイズで、枕の高さのみ2cmずつ異なります。
aki購入後30日間は1回限りでサイズ交換が可能なので、実際に使ってみて合わない場合でも安心です。
また、ブレインスリープ ピローは、前後向きを変えれば高さを調整できます。
ブレインスリープ ピローのサイズについては、以下の記事でも解説しています。
ネックコンディショニングは首や肩こりに最適な枕
ブレインスリープ ネックコンディショニングは、首や肩こり改善のために設計された枕です。
aki首のカーブを整えつつ、寝ながら頭のツボを優しく刺激してくれる構造なので、首・肩などの筋肉をほぐす効果が期待できます。
長時間のデスクワークやスマホの使用で、慢性的な首や肩こりに悩んでいる方におすすめの枕です。
ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニングについては、以下の記事でも解説しています。
パーフェクトクールは寝苦しい夏場に最適な枕
パーフェクトクールは、枕の中央部分に専用のアイスパットを挿入して眠るタイプの枕です。
枕の中央部分を冷やせるので、寝苦しい夜や後頭部が蒸れて眠りにくい、という方に最適です。
aki枕のサイズは、ブレインスリープ ピロー STANDARDと同じで、 奥行き35×横幅60×高さ9～11cmです。
ですが、パーフェクトクールは、ブレインスリープ ピローとは別の種類なので、サイズ交換できません。
なので、ブレインスリープ パーフェクトクールを購入の際は注意しましょう。
スノーレスはいびきで悩む方が横向き寝できる枕
スノーレスは、睡眠時無呼吸症候群専門クリニックが推奨している枕で、いびきに悩む方向けの枕です。
akiいびきの原因は、仰向け寝で気道が狭くなってしまうことにあります。
スノーレスは枕の形状が「W」のように波打った形になっています。
なので、横向き寝をキープして呼吸しやすくなり、最大66％いびきを軽減できるといわれています。
サイズ展開はないものの、枕の上下がソフトとスタンダードにわかれており、体格に応じて使えます。
エアウィーヴ ピローの種類と特徴
エアウィーヴ ピローの種類と特徴を解説していきましょう。
エアウィーヴ ピローは4種類の枕から選べる
エアウィーヴ ピローは枕の硬さを選んだり、枕の高さを自分で調整したりできる枕です。
それぞれの特徴は、以下のとおりです。
 スリム | S-LINE |  スタンダード |  ソフト | |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | 17,600円(税込) | 33,000円(税込) | 22,000円(税込) | 22,000円(税込) |
| 特徴 | ストレートネック の方や、低めの枕が お好みの方向け | 仰向きでも 横向き寝でも、 理想的な頭の高さ をキープ | しっかりとした 硬めの寝心地 | やわらかめの 寝心地 |
| シートコア | 硬めのシートコア 柔らかめのシートコア | シートコア：2枚 リングコア：1枚 | シートコア：1枚 リングコア：1枚 シートコア(U型)：1枚 | シートコア：1枚 リングコア：1枚 |
| サイズ | 幅：約80cm 長さ：約33cm 厚み：約5-7cm | 幅：約40cm 長さ：約66cm 高さ：約7-11cm | 横幅：約56cm 奥行き：約40cm 高さ：約7-11cm | 横幅：約56cm 奥行き：約40cm 高さ：約7-11cm |
それぞれシートコアの枚数や種類が異なるので、特徴をもとに選ぶのがおすすめです。
また、枕カバーの中に入っているシートコアを抜き差しすることで、枕の高さを自分で調整できます。
スタンダードは適度な反発で硬さのある枕
スタンダードは、適度に反発してくれる硬さの枕です。
どちらかというと高反発な枕なので、寝返りを妨げることがありません。
akiシートコアは、通常のシートコアとU字型のシートコア、リングコアの3種類で構成されています。
形状が違うシートなので、 使ってる寝具の硬さや、体形、体格にあわせてカスタマイズできます。
ソフトはやわらかさを感じられる枕
エアウィーヴ ピローソフトは、やわらかさを感じられる枕です。
akiソフトのリングコアは、丸くくりぬかれているので、頭をやさしく包み込む感じで安定します。
また、他の枕と同じように、シートコアを抜き差しして、高さを調整できます。
エアウィーヴ ピローとしては、低反発な枕なので、やわらかめが好みの方におすすめです。
S‐LINEは横向きや寝返りが多い人向けの枕
エアウィーヴ ピロー S‐LINEは、横向きで寝る人や寝返りの多い人向けの枕です。
なめらかな寝返りを打てるように枕の中央部分はやわらかく、横部分は硬くなるように設計されています。
akiシートコアとリングコア合わせて3枚入っており、抜き差しすることで枕全体の高さを変えられるようになっています。
体型や好みの寝心地に合わせて枕を自分好みに調整できるので、枕にこだわりたい方向けです。
スリムは高さが低めでストレートネック向けの枕
エアウィーヴ スリムは、横長で枕の高さが低めの枕です。
スリムのサイズは、奥行き約33cm、横幅約80cm、高さ約5-7cmと、他の枕よりもさらに薄型です。
akiスリムは、ストレートネックに悩む人向けに設計されています。
なので、日頃から首や肩こりで悩んでいる方は、エアウィーヴ スリムを使ってみると良いですね。
実際に寝てみた感じはS-LINEが良かった
実際、全部の枕を試してみましたが、エアウィーヴ S-LINEが1番しっくりきました。
akiというのも、ブレインスリープ ピローとサイズ感も似ているので、私の頭にはフィットした感じです。
また、シートコアを抜き差しすれば、枕の高さを調整できるので、使い勝手が良いですね。
エアウィーヴは、店舗でお試しできるので、気になる方は体験してから購入すると安心ですね。
ブレインスリープ ピローとエアウィーヴのメリット・デメリット
ブレインスリープ ピローとエアウィーヴのメリット・デメリットは、以下のとおりです。
ブレインスリープ ピローのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 睡眠専門家の監修で設計されてる。 使うほど頭にフィットする。 首・肩こりの改善が期待できる。 | 枕カバーがずれやすい。 最初のうちは枕が硬く感じる。 使用後、返品ができない。(30日以内ならサイズ交換可) |
ブレインスリープ ピローは、素材や設計において睡眠分野の専門性が高い点が大きなメリットです。
akiデメリットとしては、使い始めの1週間は硬くてしっくりこないと感じることがあります。
エアウィーヴ ピローのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 自分で枕の高さを調整できる。 30日間返品・お試し保証あり。 | 枕カバーの着脱がしづらい。 へたりを回復できない。 繊維のこすれる音が大きめ。 |
一方、エアウィーヴは、自分で好みの高さにカスタマイズできるのは、大きな魅力のひとつです。
また、30日間返品・お試し保証があるのも、大きなメリットと言えるでしょう。
akiエアウィーヴのデメリットは、ブレインスリープ ピローのようにへたりを回復できません。
また、寝返りの際に、枕の繊維こすれの音が大きい点にあるでしょう。
ただ、ブレインスリープ ピローとエアウィーヴ ピローは、それぞれ違った良し悪しがあります。
なので、自分の悩みや優先したいポイントで選ぶのがおすすめです。
ブレインスリープ ピローとエアウィーヴはどっちがおすすめ？
ブレインスリープ ピローとエアウィーヴ ピロー、それぞれの枕でおすすめな人の特徴を解説します。
ブレインスリープ ピローがおすすめな人の特徴
まずはブレインスリープ ピローがおすすめな人の特徴について解説していきましょう。
肩こりや寝苦しさなどを解決したい人
ブレインスリープ ピローは、首や肩こりなど睡眠時の悩みを改善して眠りの質を高めたい方におすすめです。
ブレインスリープ ピローは睡眠の専門家が監修しているので、専門的な知識に基づいた設計をされています。
akiブレインスリープ ピロー ネックコンディショニングは、ストレートネック改善のために作られています。
デスクワークなどで、日頃から首・肩こりに悩んでいる方にもおすすめです。
睡眠に関する悩みや快適な睡眠を求める方は、ブレインスリープ ピローを試してみると良いですね。
枕のフィット感を大切にしたい人
オーダーメイドのような枕のフィット感を大切にしたい方も、ブレインスリープ ピローがおすすめです。
ブレインスリープ ピローは1週間ほど使い続けると枕が頭の形に変わっていきます。
akiゆっくりと自分の頭の形に馴染んでいく設計なので、枕のへたりを感じても劣化している状態ではありません。
ブレインスリープ ピローは、へたり＝自分の体にフィットしている状態ともいえます。
なので、自分だけにフィットする枕を作りたい方には、ブレインスリープ ピローがおすすめです。
できるだけ長く同じ枕を使いたい人
「高級な枕だから長期間使いたい」という方は、ブレインスリープ ピローがおすすめです。
akiブレインスリープ ピローは寿命が3年～5年で、「へたり回復もできる」という特徴があります。
一方、エアウィーヴは、2年～3年の寿命でへたり回復ができないようです。
ブレインスリープ ピローの寿命については、以下の記事でも解説しています。
エアウィーヴがおすすめな人の特徴
次にエアウィーヴ ピローがおすすめな人の特徴について解説していきましょう。
ちょっとお高めの枕を試したい人
高級枕を体験したいけれど、予算をあまりかけたくない方には、エアウィーヴがおすすめです。
akiエアウィーヴ ピローは、枕の種類によってはブレインスリープ ピローより安価なものがあります。
スタンダードやソフトは、ブレインスリープ ピローより1万円以上安いので、手に取りやすい枕ですね。
自分で枕の高さを調整したい人
エアウィーヴ ピローはどのタイプでも、パーツを抜き差しして高さを調整できます。
aki自分の好みに合わせてカスタマイズできるのは、大きな魅力です。
自分の体型や寝姿勢に合わせて細かく調整したい方や、その日のコンディションで高さを変えたい方は、エアウィーヴ ピローがおすすめです。
お試ししてから使うか決めたい人
エアウィーヴ ピローは30日間お試し期間があるので、お試ししてから買いたい方におすすめです。
akiお試し期間内に合わないと感じたら返品できるので、使い続けるかどうかをじっくり検討できます。
慎重に選びたい方や、実際に使ってから決めたい方は、返品・お試し保証があと安心して購入できますね。
ブレインスリープ ピローとエアウィーヴの評価
ブレインスリープ ピローとエアウィーヴ ピローの公式サイトの評価を、製品ごとにまとめました。
| ブレインスリープ 商品名 | 評価 |
|---|---|
ブレインスリープ ピロー (HIGH・STANDARD・LOW) | 4.5 |
 ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニング | 4.5 |
 ブレインスリープ ピロー パーフェクトクール | 4.5 |
 ブレインスリープ ピロー スノーレス | 4 |
ブレインスリープ ピローは、どの種類も星4以上で、高評価となっています。
| エアウィーヴ 商品名 | 評価 |
|---|---|
エアウィーヴ ピロー S-LINE | 4.3 |
エアウィーヴ ピロー スタンダード | 4 |
エアウィーヴ ピロー ソフト | 4 |
エアウィーヴ ピロー スリム | 4 |
エアウィーヴ ピローも同じように、どの種類も星4以上の高評価です。
どちらの枕も、利用している人の評価は高いので、一概にどっちが良いとは言えません。
akiなので、ブレインスリープ ピローとエアウィーヴ ピローは、どちらを選んでも満足できる枕ということです。
ただ、それぞれ枕には特徴があるので、ご自身にあった枕を選んで快適な睡眠環境を作りましょう。
まとめ(ブレインスリープ ピローとエアウィーヴはどちらも高評価)
ブレインスリープ ピローとエアウィーヴの違いについて解説しました。
- ブレインスリープ ピローとエアウィーヴは似ているけど素材や構造が異なる。
- ブレインスリープ ピローは頭の形に馴染む枕で、首や肩こりの改善が期待できる。
- エアウィーヴ ピローは高さを調整できるので、好みに合わせたい方におすすめ。
akiブレインスリープ ピローは睡眠の質にこだわりのある枕で、エアウィーヴ ピローは自分の好みに合わせやすい枕です。
どちらの枕も高評価なので、どっちを選んでも快適な睡眠環境をサポートしてくれます。
どっちか迷ったら、それぞれの特徴をしっかりと把握して、自分にあう方を選ぶのがおすすめです。
自分にあう枕を選んで、毎日の睡眠を快適、かつ、質の高いものにしていきましょう！
＼ 快適な睡眠環境を手に入れよう！ ／